私の父は骨髄バンクに登録をしています。
元々献血が好きでよく献血に行っていました。
そこで骨髄バンクに登録をしました。かなり前にしたのは知っていました。
二年前に骨髄提供が決まり、
そうだから同意してくれるよな?と連絡がきて、
当時は詳しいこともよくわからないまま、その話が流れました。
骨髄を提供するにあたり、本人の意志とは別に必ず家族の同意が必要なのです。
いくら本人が提供したいといっても、家族がNOと言えば提供をできません。
それで提供されずに命を落とす方は何人もいます。
骨髄の型が合う人を探すのは、時間とお金が必要ですし、
見つからない場合がほとんどです。
だから選ばれるのは、けっこうな確率。
なのに、私の父はまた候補にあがりました。
候補は5名くらいにしぼってから、一番いいもの、
もしくは、候補にあがっても断る方もいますから、
選ばれる確率はけっこうな確率。
父は最終候補としてついに選ばれました。
いざ選ばれたとなると、不安になり、私も色々調べました。
よく骨髄を抜いたら下半身不随になるとか脊髄と勘違いする方もいるようで、
骨髄は骨に穴をあけそこから注射器で採ります。
それは全身麻酔でしますし、
後遺症はあるものの4日くらいで退院できるものであること。
神経が傷つく脊髄とは別であることを理解しました。
全身麻酔の副作用や、腰の痛みはあるみたいですが、
みなさん仕事にもすぐに復帰できるようなので心配はいらないようです。
そして報酬についても、莫大な報酬が入ると思っている方もいるようですが、
これも間違いで、一切入りません。
入院やそれに関する通院などはもちろんお金はかかりませんが、
その他は入院準備金として5000円支給されるだけなのです。
仕事をしている方は休まなければなりませんし、
その保障をしてくれる訳でもありません。
お子さんがいる方など、その間、預けなければならなくても、
そのような負担は一切ありません。
こんな制度だから、きっと、ドナー登録をしない、
していても提供をしないという方が多いんだと私は思います。
もしなにかあった時は保険金がおりますが、それ以外は何もでません。
そんな状況での提供は難しいものです。
しかし、自分の身近な家族などが骨髄を必要となった場合、
きっと惜しまず骨髄をあげれるとおもいますが、
ドナー登録となると中々できる人はいないと思います。
父のように意志が固く、提供したいといえば、もちろん応援します。
必ずしも助かるわけではありませんが、
一つの命がまた一つの命をつなぐことはとても素晴らしいことですから。
そういったリスクを理解した上で、ドナー登録者が増えてほしいです。